「青山文庫」を知りませんでした。ご紹介ありがとうございます。
試しに、矢内原忠雄教授の「帝大聖書研究会終講の辞」という文を開いて、読ませて頂きました。
1938年の私が生まれた時の講義で、終戦直前の頃の事で、大変感激しました。
私が東大の教養学部の頃には、総長されていて専門の憲法の授業以外に、
時間を割いて、生徒に講話されていて、それが楽しみで聴講していました。
聖書の話でしたが、素晴らしい講話でしたので、NKKに入社後も、
「矢内原忠雄全集」を買って、時々読んでいました。
今回、上記の文を読んで、戦時中の日本の事を憂いて、話された内容読み、
改めて立派な教授だった事を思い出しました。
私が、卒業した翌年に、68才で亡くなられてることも初めて知り、
私共が先生に接することが出来た、最後の年代だったのだと分かり、
講話を聴けて本当に良かったと思いました。
あの頃は、慶応大学教授の小泉信三教授等、立派な教育者がおられましたネ。
(宮地 俊郎筆)
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