023-2023 事務局余談・閑談

2023年7月5日水曜日

事務局余談・閑談

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リビア出張始末  1980年当時のリビアは独裁者がいて石油・ガスの輸出国で治安は良好。この国の西に位置するガス田からのガスPL建設プロジェクトを我が社は受注した。何しろ数日のガス送出量で400kmを超えるPL建設費はほぼ賄えるという話。ロンドンからリビアへのフライトで親しくなった(仏語なら得意と言いながら私より遥かにうまい英語を話す)10歳くらいのボーイスカウトからおじさんの乗り換えの便は50分後だから余り余裕はないので気をつけてと貴重な忠告を受ける。現地の空港は英語のアナウンスも表示もなく、そこでのトランジットは大変。同じくトランジット手続きを待つ欧米人に行き先をあたり構わず伝え、付いて来いと言ってくれた人に密着して事なきを得る。  そのリビア慰問出張から日本に帰り現地で勤務する先輩の奥さんにご主人のフォトを送付。すると奥さんから手紙、「夫の様子がおかしい。異常なむ
くみのようなものを写真から感じる。そのようなことを本人が訴えていなかったでしょうか」と、これには困った。何しろ先輩は40度を超える日もある砂漠の中でも意気軒昂、日本にいた時のようによく食べる。西欧人・レバノン人が交じるキャンプの西欧&西アジア風料理を出すビュッフェ食堂、他の日本人スタッフが食傷気味の中で様々な食材を大盛りにして平らげていた。「いえ、ただの大食の結果です、ご安心ください。」と自信を持って返書したときの心のざわめき。なにしろ当時はSkypeもLineもなく異国の伴侶の様子を知る術がない。そのもどかしさが如何ほどかは分かろうというもの。  と、このような海外出張・勤務で今だから話せるという話題をお持ちの方がいるはず。このブログでも会報でも受け付けます。まずは事務局アドレスにメールでお届けください。

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